もつ鍋バレンタイン。
最近、三人で「もつ鍋」を食べに行きました。
そこに隠された、ワナとは!?
こんばんは。ゆうきゆうです。
最近、マヤ先生、そしてリオ先生と「もつ鍋」を食べに行きました。
今、もっともトレンヂーな食べ物です。うちの医局で。
マヤ「健康にいいんだって!」
リオ「なにぃ!」
このひと言から始まったブームです。
うちの医局のブームを作るのは、いつもマヤ先生です。
食べ終わり、みんな、とても満足しました。
そのときです。
マヤ「………」
リオ「………」
マヤ「結構アブラ、浮いてない?」
リオ「…あぁ、そうだな…」
マヤ先生は、鍋をぐるんぐるんかき混ぜます。
マヤ「結構、あるわよね」
リオ「結構、あるな」
ユウ「………」
マヤ先生は、さらにかき混ぜます。
マヤ「結構、浮いてきたわね」
リオ「結構、浮いてきたな…」
このあたりから、微妙に場の雰囲気がおかしくなってきたように思えました。
何かに夢中になりはじめるときって、こうなのかもしれません。
マヤ「どれくらいアブラが入ってるのかしら」
リオ「………」
ユウ「………」
マヤ「確かめてみましょう!」
リオ「そうだな!」
このあたりで止めれば良かったと、今は後悔しています。
最初は熱で溶けていたアブラも、時間と共に少しずつ冷えて、固形化してきました。
マヤ「………」
リオ「………」
ユウ「………」
思わずみんな無言になります。
さらに固形化するアブラ。
マヤ先生は、それをすくい出しました。
マヤ「………」
リオ「………」
マヤ先生は、無言でそのアブラを固めはじめました。
固められたアブラ
マヤ「………」
リオ「………」
ユウ「………」
わぁい、ホワイトチョコレートだぁ。
マヤ「………」
ユウ「………」
マヤ「チョコレートもアブラだから、似たようなものじゃないの?」
もう二度とチョコ食べられません。
マヤ「………」
ユウ「………」
マヤ「もつ鍋はもう食べたくないわね」
微妙に同感です。
こうして、もつ鍋ブームは終わりました。
うちの医局のブームを終えるのは、いつもマヤ先生です。
心から切なくなりつつも、こうしてバレンタインの日を生きている僕です。
みなさま今後ともよろしくお願いいたします。
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