あなたしかいないパーティ。 やる気を出す方法
あなたには、「やりたいけど、なかなかやれないこと」はありますでしょうか?
今回は、そんなあなたの気持ちを高める方法をお教えします。
その方法こそが、「あなたしかいないパーティ」を考えることなのです。
こんばんは。ゆうきゆうです。
そしてニュースから。
2009年11月3日(火・祝)にオフを開催します!
久々です。
時間は午後2時から。 場所は東京、日本橋を予定しています。
(会費2~3000円前後 パーティー形式)
テーマは、「心理学を駆使して、恋愛や人生を勝ち抜こう!」。
心理学ゲームやクイズなど含めて激しく遊びますので、興味ある方はぜひ。
興味のある方は、ここからコピペしてお送りください。
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ご希望人数が多い場合、抽選となります。
では今夜もセクシー心理学の世界をお届けいたします。
◆ あなただけのパーティ。
さてあなたは、やりたいことがありますでしょうか?
「勉強したい!」
「新しい仕事を始めたい!」
「あの人をデートに誘いたい!」
「もっといい出会いが欲しい!」
しかし。
そんな気持ちを抱えつつも、
「また今度でいいや…」
と思いながら、つい今日は遊んだり、寝てしまう…。
そんな体験が、今までに何度もあったはずです。
こんなときは、「たくさんの自分」を考えることです。
具体的には、「これから先のあなた全部を、一日ごとに想像すること」です。
たとえば、
「今日のあなた」
「明日のあなた」
「明後日のあなた」…
というように、一日きざみで存在する「あなた」を想像するのです。
さらにずっと続いて、「一年後のあなた」「二年後のあなた」…。
最後の最後までたどれば、
「命日のあなた」もいます。
今日の日付から一日きざみで、死ぬときまで、ずーっと一日きざみで「あなた」がいるのです。
この「あなた」たちが、一カ所に集まっていると考えてください。
うっじゃうっじゃの「あなた」です。
あなただらけのパーティ会場だと思ってください。
個人的に自分しかいないパーティ会場は遠慮したいのですが、とにかくそんな状況です。
すなわち。
この「パーティの集団」こそが、あなたの今後の人生すべてなのです。
◆ 今、やらないということは?
さてここで、あなたの「やりたいこと」を考えてみましょう。
もし今日のあなたが、それを「やらない」で、「いつかやろう…」と考えるということは…。
「その集団の別の誰かに、かわりにやらせる」
ということになるわけです。
ここをハッキリと認識してください。
どの時代のあなたにも、平等に「仕事」や、「忙しいこと」、「今日やらなきゃいけないこと」があります。
それなのに、過去のあなたから「投げられる」わけです。
それこそ、パーティ会場で、誰か別の人に、
「実は僕、あるビジネス始めたいんですけど、かわりにやってくれませんか?」
と頼むのと、本質的に変わりありません。
「いや、お前がやれよ!」とツッこまれて終わりです。
「今はやらないけど、いつかやるだろう」という思考が、どれだけ迷惑なことか、理解できますでしょうか。
特に今、「いつかやりたいことを投げる」あなたが、「過去の自分から投げられた」ことまで、やると思えますか?
僕は絶対にやらない自信があります。負の自信。
いずれにしても、「今のあなたが、今やらない」ということは、
「一生あきらめる」(他のどのあなたにも、やってもらわない)か、
「誰か別のあなたに丸投げする」かの、どちらかしかありません。
前者の可能性が高い上に、後者も激しく迷惑なことなのです。
このように考えてみると、
「いつかやるだろう…」
というのが、どれだけ切ない思考か分かりますでしょうか。
◆ もっとも若いのは…?
さらに。
実はもっと重要な事実があります。
今、このパーティにいる「あなた」の中で、「一番若い」のは、誰だと思いますか?
もちろん、言うまでもなく、「今のあなた」です。
他はすべて、あなたよりおじさん・おばさん。
もしくは、おじいさん・おばあさんです。
それなのに。
「一番若いあなたが、何もしない」
なんて、ありえますでしょうか?
それを今のあなた自身が、許せますか?
言うまでもありませんが、そのパーティ会場には、
「大病を患ってる中年のあなた」や、
「死ぬ直前でベッドで酸素マスクをつけているあなた」も存在します。
たとえば、
「25才の10月1日のあなたが丸投げした、
『新ビジネス立ち上げ』と『好きな子をデートに誘うこと』は、
89才で9月4日の命日に、息も絶え絶えでベッドに寝ているあなたに、かわりにやっていただくことが決定しました!」
みたいに司会者に叫ばれたら、どう思いますでしょうか。
「いやいやいやいやっ! ちょっと待って! だったら自分やるから!」
と思いませんでしょうか。
くどいですが、その会場で、「一番若く、もちろん気力・体力ともに一番ある」のは、「今のあなた」です。
「次の日」でも「さらに次の日」のあなたでも、今より確実に「老いている」のです。
「じじい(ばばあ)ばっかりかよ! しかたないなぁ! 俺(私)がやってあげるよ!」
「俺(私)が引っ張ってやって、こいつらにはラクさせてやるから!」
くらいな気持ちが必要、ということが分かるはずです。
◆ 時間をいくら刻んでも。
今回の話は、「一日きざみ」ですが、それこそ「一時間きざみ」や「一分きざみ」とかでも同じです。
「一時間後にやる…」というのは「一時間後のあなた」にお願いするのと一緒です。
どんなに細かく時間を刻んでも、すべて「今のあなたより老いたあなた」に丸投げしているのです。
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◆ 今回のまとめ。
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○ 未来までのあなたが、一日ごとに集うパーティを想像してください。
○ 今のあなたが、やりたいこと・やるべきことをしないというのは、「未来のあなた」の誰かに、それを丸投げするということです。
○ さらに今のあなたが「一番若い」存在です。
というわけで、いかがでしたでしょうか。
これは告白だって同じです。
「いつか告白しよう」というのは、未来の誰かにたいして、
「僕、好きなコがいるんですけど、かわりに告白してもらっていいですか?」
と言うのとまったく同じ。
ビックリするほど情けないことだと思いませんでしょうか。
とはいえ相手も同じ「あなた」ですので、一応は「あぁ、まぁ、いいけど…」とOKしてくれる可能性もあるかもしれません。
しかしそれが「半年後のあなた」だったら、あなたも相手もさらに状況は変化しているはず。
半年後のあなたが伝える「好きです」は、果たして今の「好きです」と一緒なのでしょうか。
僕は、違うと思います。
すなわち今のあなたの気持ちは、そのままの形では一生伝わらなくなってしまうわけです。
それは、消滅と何ら変わりありません。
だからこそ。
今伝えたい思いは、それが形を変えてしまう前に、伝えてみてください。
うまく伝えなくてもいいんです。
どんな変な言い方でも構いません。
それは別のあなたに「丸投げ」するより、ずっと、いいんですよ。
(完)
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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