お姉さんとユウくんのビジネス用語解説「朝三暮四」

2008/6/2 月曜日

「朝三暮四」
「朝令暮改」
「一朝一夕」

あなたはこれらの四字熟語の、本当の意味を知っていますか?

今夜も性懲りもなく、お姉さんとユウくんの用語解説です。

 

こんばんは。ゆうきゆうです。
本日メンタルクリニック開院いたしました。

院内風景の写真も更新しております。あんな写真やこんな写真も。

お花をくださったたくさんの方、本当に本当にありがとうございました。
あらためてお礼を言わせてください。

そして今夜はそれとはまったく関係なく、いつものビジネス用語解説です。

ユウ「ねぇねぇ、お姉さん!」

お姉さん「なぁに?」

ユウ「最近、ビジネスの現場で、難しい言葉を聞いたんだけど」

お姉さん「あらあら。なんて言葉?」

ユウ「『朝三暮四』(ちょうさんぼし)って、どういう意味?」

お姉さん「朝三暮四?」

ユウ「うん。部長が、『その提案は、朝三暮四だよ』って言ったんだ」

お姉さん「あぁ、単なる四字熟語ネタを、そうやって強引にビジネスにからめるわけね」

ユウ「それは言わない約束だよ、お姉さん」

お姉さん「で、朝三暮四の意味ね?」

ユウ「う、うん」

お姉さん「あるマンションに、若奥様がいました」

ユウ「え、いきなり?」

お姉さん「若奥様は、旦那様と、せっせと励んでいました」

ユウ「それは、子供の僕が、聞いていい話なの?」

お姉さん「まぁ、オブラートに包んで話すから聞いて」

ユウ「う、うん…」

お姉さん「激しく求める若奥様。でも、旦那様の体力にも限界がありました」

ユウ「………」

お姉さん「だから旦那様は、提案しました」

ユウ「なんて?」

お姉さん「朝に三回、夜に四回にしないか? って」

ユウ「ていうかそれまでは、それ以上の数だったの!?」

お姉さん「でも、奥様は数の少なさに怒ります」

ユウ「すごい奥様なんだね…」

お姉さん「仕方なく旦那様は言いました。
『じゃあ、朝に四回にしよう。その代わりに、夜は三回だ」

ユウ「………」

お姉さん「すると奥様は、『それならOK』って言いました」

ユウ「ふ、ふうん…」

お姉さん「奥様は、朝に欲求がたまる人だったのね」

ユウ「そ、そんなオチだったんだ…」

お姉さん「この故事を、『朝三暮四』って言うのよ」

ユウ「えー! なんか中途半端にリアルで生々しいー! それ以前に、故事とか言って、すごく最近の話っぽいよ! マンションとか出てきてるし!」

お姉さん「他にも似た言葉で、『朝令暮改』(ちょうれいぼかい)っていうのもあるわ」

ユウ「…なんか聞くのが怖いけど、それはどういう意味?」

お姉さん「旦那様が朝に0回だと、夜に奥様にキレられて、態度を改めるの」

ユウ「………」

お姉さん「だから、『朝令暮改』」

ユウ「えーーーーー!」

お姉さん「どこのご家庭も大変だ、っていう故事よ」

ユウ「…じゃあ、『一朝一夕』(いっちょういっせき)っていうのは…」

お姉さん「うん。言うまでもない気がするんだけど」

ユウ「うん。聞くまでもない気がするんだ」

お姉さん「朝に1回、夕方に1回よ」

ユウ「うん。本当に予想通りの回答で嬉しいよ」

お姉さん「よく『一朝一夕じゃできないよ』って言うけど、そりゃまぁ、そんな回数じゃ、なかなかできないわけよ」

ユウ「うん。本当にもう僕、どうでもいいと思う」

お姉さん「というわけで、教室のお友達も、分かったかな?」

ユウ「…ちなみに、お姉さんは…?」

お姉さん「私の理想は、朝千暮万」

ユウ「………」

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○ 真面目な用語解説
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「朝三暮四」

中国の故事。あるところに、サルを飼っている人間がいた。
しかしエサ代が払えなくなり、サルに「木の実を朝に三つ、夜に四つにしたいが、どうか」と聞くと、サルたちが飼われてる分際で怒り出した。
そのため「じゃあ、朝に四つ、夜に三つで、どうだ」と言ったところ、数は変わらないのにもかかわらず、サルが喜んだというエピソード。
転じて、安いトリックや言葉で誰かをだますことにも使われる。

「朝令暮改」

朝に定めた法令を、夕方には改めてしまうこと。
判断が決まらないということで、主に悪い意味で使われる。

「一朝一夕」
わずかな時間のこと。

ちなみに産婦人科の女医さんに聞いたんですけども。
一般的に、朝の方が、子供ができやすいそうです。
そういう意味で、朝三暮四よりは朝四暮三の方がいいと思います。

最後に中途半端に医学トリビアが飛び出しつつも、というか開院初日にこんなネタでいいのか迷いつつも、
みなさまここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)