天才的料理マンガ「浅草人」
こんにちは。ゆうきゆうです。
元気でお過ごしでしょうか?
さて以前に「天使のフライパン」「中華一番」というマンガを紹介したことがありました。(c)小川悦司・講談社・日本文芸社
マンモスの形にパスタを作ったところ、
こんなレベルに食事が行われ、
みんなが全裸で空を舞う、という演出のマンガでした。
「おいしさの表現」が、すさまじいのが、作者である小川悦司先生の特徴です。
その小川悦司先生は、少し前に「浅草人」というマンガを作っていました。
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浅草で料理人をする男の話なのですが、あいかわらず小川先生が小川先生だったので、ここでご紹介させていただきます。
まず「浅草」が舞台だけあって、「スパゲティ」や「ハヤシライス」など、シンプルな料理ばっかりです。
しかし!
だからといって、決して期待を裏切ることはありません。
洋食をバカにしていた女性が、ハヤシライスを食べます。
みんなも食べます!
なんか最下部に、不穏なコマが出てきましたね。
そうです!
祭りが始まりました!
風神雷神まで祭りに参加しています!
そして「おいしい」=「全裸」という表現も、きちんと組み込まれてます。
ハヤシライスにトマトが入っていておいしいよ、と伝えるために
「全裸でトマトサーフィン」です。
さらに男性がマカロニを食べると
こんな風景が!
ラストのコマがセクシーすぎます。
さらに老人となった女優がトンカツを食べると
若返ってまで全裸に!
若返ることには必然性があったのでしょうか。
ちなみに女子高生がビーフスープを食べると
きちんと女子高生のままです。
赤ちゃんに戻ることはありません。
ちなみに堕ちたヒロインが途中で食べるシーンも挟まれますが
すでに目の色が変わってます。
あ、言い忘れましたが、自分は小川先生のマンガで「おいしさのあまり全裸表現を行った」キャラを「堕ちた」と表現しています。
すでに堕ちたキャラは、次回以降、セットで当然のようにまた全裸にされます。
さぁ、そしてこのマンガの、もっともインパクトがあったシーンです。
太ったグルメリポーターにたいして、主人公が「ナポリタン」を出します。
今さらですが、主人公はこういうビジュアルです。
まぁ、正直、そのあたりはどうでもいいんですが。
ナポリタンを出されたリポーターは、叫びます。
「じょ 冗談じゃないよ」
「そんなカンタンにあの味を再現できるかってんだい…!」
堕ちる前に精一杯に強がる女騎士、じゃなかったリポーター!
ある意味「前フリ」みたいな感じです。
さぁ、食べます!
食べますよ!
堕ちたあああああああああああ!
というか、「おいしい」とか「すごい」とか以前に
「汚い」
と思いました。
ナポリタンがフンドシになってます。
みんなフンドシナポリタン着用でお祭りです!
「口ン中がオレンジ色の三社祭だーーーッ!!!」
とか言ってますけど、ぜんぜん意味が分からない。
でも迫力だけは伝わります。
そんな感じで、相変わらずの小川先生。
ちなみにこのマンガ、原作の方が別です。
ただストーリーとしては非常にシンプルで、正直、小川先生のマンガ表現が九割持っていってる感じです。
何にせよ、もし興味ありましたら、ぜひ。
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ちなみに小川先生は、最近「すしいち」というマンガも作っています。こちらもまた扱えれば扱いたいと思います。相変わらずです。
何にせよ、精神科医ゆうきゆうは、小川先生を心から応援しています。
(c)小川悦司・講談社・日本文芸社
(上記の画像は紹介のため引用させていただいております)
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