キスをしていい口、いけない口。 ケンドンの調査

あなたは、キスをしたいのに、できなかったことはありませんでしょうか。
逆にキスをしてほしかったのに、してもらえなかったことは、ありませんでしょうか。

その「答え」が、今夜、分かります。
 

こんばんは。ゆうきゆうです。

というわけで今夜はセクシー心理学から、「キスしたくなる口・したくない口」についてお届けいたします。

◆ ケンドンと盗撮。

さて。

あなたはキスをするのが、上手でしょうか。
それとも、苦手でしょうか。

実はその答えとなる実験があったのです。

心理学者であるケンドン(1975)は、こんな調査を行いました。

彼は、公園のベンチに座っているカップルを密かに観察し、そして撮影しました。
うん。この時点で盗撮なわけですけども。
1975年、すごく大らかだったみたいで良かったです。

さて、重要なのはここから。

彼は、そのカップルが、「キスをするかどうか」を調べました。

すさまじい根性だと思います。
もうなんか、盗撮とかどうとか、そんなのを一周してステキです。

男の中の男だと思います。逆に。

さて、その結果。

カップルの女性が「歯を見せて笑っている」場合。

そのカップルが、どんなに密接して座っていても、キスまで至ることが、ほとんどありませんでした。

逆に、女性が「口を閉じて微笑んでいた」場合は、キスまで行くことが多くなったのです。

◆ 口は、色気。

以前に話したことがありますが、「口は心の象徴」。

マリリンモンローが、いつもほんのり口を開けていたように、女性にとって「口を開ける」というのは、「スキ」になり、同時に色気につながるものです。

しかしそれは、「ほんのり口を開いた」場合だけ。

歯を見せて「アッハッハ」レベルに笑っているのは、やりすぎです。
決して色気ではありません。

それこそ豪快すぎて、男性にとって、キスをしたいという気持ちが吹き飛んでしまう危険性があるのです。

逆に、口をあまり開かず、ほんのりと微笑むというのは、非常に控えめで、男性に色気を感じさせます。少なくとも僕は感じます。どんなときも感じる人間ですが、特に感じます。

すなわち。

あなたが女性で、「好きな相手とデートしたのに、どうしても相手がもう一歩手を出してこなかった」のなら、「あなたが大きく笑いすぎていた」という可能性があります。

もちろん「しゃべりすぎていた」というのも一緒。

口を大きく開け続ける、という意味では通じます。

あまりしゃべらず、聞き役に回り、ただほんのりと、微笑む。

それこそが男にとって最高の色気であり、キスをしたくなる口になりえるのです。

◆ その口は、逆効果。

逆に、「その気がない上司や友達から、迫られて困る」という女性もいます。

でもこれ、今回の考えで行くと、すごく納得できるのです。

女性は、相手に気がない場合、つまらなさそうにしたり、全体的に拒絶的な態度に出るものです。

しかし立場上、あまり露骨にそれを出せない場合、「ほんのりとした愛想笑い」くらいになります。

しかしこれ、先ほどの「ほんのりとした微笑み」に、非常に近い口になります。

男にとっては、「かえってキスしたくなる」という危険がおこりえますので、注意しましょう。

興味のない相手の前では、かえって、

「あっはっは! 部長! それウケる!」
「わはははっ! 面白いですね! それ!」

みたいに豪快に笑った方が、ずっと相手を牽制できるのです。

 

◆ 逆に男性なら。

ですので、逆にあなたが男性で、相手とキスをしたいと思ったら、とにかく相手の口を「ほんのりモード」に変えさせることです。

すなわち「楽しい話題」から、少しずつ「恋愛話」など、しっとりとした会話に変更していく必要があるのです。

うん。
それが簡単にできたら苦労しないわけですけども。
個々人、できる範囲でファイトです。

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◆ 今回のまとめ。
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○ ほんのりとした笑いは、キスを導く。

○ 笑いすぎたり、しゃべりすぎたりすると、雰囲気が壊れる。

というわけで、いかがでしたでしょうか。

あなたが男性で、好きな相手とデートしたのに、どうしてもキスできなかった場合。

「あぁ、そういえば彼女が笑いすぎてたのが原因かもなぁ」

と思うと、少しだけキズが浅いかもしれません。

後ろ向きな自分をいつも前向きに正当化しつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)