涼風に埋もれてみた。
あなたは、「涼風」というものをご存じでしょうか。
あらためましてこんばんは。ゆうきゆうです。
さてこの「涼風」というマンガ。
涼風と書いて、正しくは「すずか」と読みます。
でも正直、間違えたといって気にすることはありません。
「すずか! 知ってる知ってる! もうそれナシじゃ生きられない!」
という人は、それはそれで正解じゃないように思えます。
この涼風、最近は鬼のような勢いで萌え化が進んでいる、週刊少年マガジンで連載されていたラブコメマンガです。
内容としては、主人公である少年が、多くの美少女とラブを繰り広げるというもの。
このヒロインが「朝比奈涼風」という少女で、その名前がタイトルになっています。
話としては、ある意味、王道ラブコメ。
しかし他のラブコメと違う点が、「舞台が女子寮・兼・銭湯」だということ。
とりあえず色々と詰め込んだ感じです。
はい。
激しくお色気なシーンが出てきます。
たとえば。
ヒロインが着替えるシーンは当たり前。
ムダに胸を触らせるお姉様も当たり前。(ムダじゃないですが)
女風呂に飛び込むシーンも当たり前。
さらに、
「ぶつかった瞬間に、なぜか下にもぐりこむ」という、
「お前それ、偶然どころか意図的にやっても難しいだろ」
とツッコミたくなるシーンまで満載です。
二人の協力と息のあったコンビネーションなくしては不可能です。
よっぽど練習したのかもしれません。
そして、
さらにヒロインも、ムダにタオル一枚でサウナで倒れます。
ぜんぜん関係ないんですが、横になっているのにバストが直立。
形成外科的にはシリコン的なものを疑ってしまうのですが、
そういうリアリティはお呼びでないのかもしれません。
いずれにしても、お色気満載なラブコメマンガです。
たとえるなら、
お寿司屋さんでカッパ巻きしか頼んでないのに、
勝手に大トロ・ウニ・イクラなどが次々と
運ばれてくるようなマンガです。
もういいから!
純粋にラブコメだけで十分だから! みたいな。
とはいえ、まぁ、お色気がメインではあるんですが、ちゃんとラブコメ要素は成立はしており、
登場人物たちの心理もきちんと描かれています。(ここからの話へのフォロー含めた伏線)
さて、どうしてこの涼風をここで紹介するのかと言いますと。
少し前に、「この涼風に出てくる女性たちの心理分析を」というお仕事をいただいたのです。
うん。
この時点で、ビックリなんですが。
その流れで、あらためて全部を通読するために、涼風全巻を送っていただきました。
それも2セット。
積んでみました。
壮観です。
並べてみました。
激しいです。
せっかくですので、黄金のまぐまぐちゃん(景品)と、編集さま含め現場にいたみなさんで、神経衰弱をしてみました。
「お色気シーンが出てきたらその巻を取れる」
というルールだったんですが、どれを取っても出てきたのでゲームが成立しませんでした。
またせっかくですので、埋もれてみました。
これはこれで幸せ気分になれました。
世の中広しといえど、涼風に埋もれた人間 生き物は自分だけではないかと思うと
あらためて悲しみを感じつつも、みなさま今後ともよろしくお願いいたします。
いずれにしても、涼風。
憧れの青春時代を思い出したい方はぜひ。
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