真実のカウンセリング?小児科医・世野真実 第十一部


ついに新章突入!
小児科医・真実は街に出た!

「真実のカウンセリング ?小児科医・世野真実」

「第十一部」

 

 

 

聞こえのいい正当化には注意しましょう。

たいていは後付けです。

よく小学生の男の子が、女の子をイジメることがあります。

これは「プラスとマイナスのストローク」という考えで説明されます。

人間は、好きな相手から「好かれる」「喜んでもらう」などのプラスの感情を望むもの。
しかしそれがうまく得られないとき、かわりに「嫌われる」「イヤがられる」などマイナスの感情でいいから
欲しがるものなのです。

プラスが得られなければマイナス。

それは、「無視」「何も関わらない」という「ゼロ」より、ずっとずっとマシなのです。

このことから、「憎しみは、実は愛情の裏返し」などの言葉が生まれるわけです。

しかしこれは、すべて「無意識」かつ「本人がそのことに気がついていない」からこそ許されるもの。

「本当は好きなんだ」ということにハッキリ気がついて、その上でそれでも
イジワルやイヤなことをするなら、それは単に「サド」です。
でなければ「好き」という言葉をタテにして攻撃しているだけです。

気をつけましょう。

ちなみに自分は子供のころ、逆に女の子にイジメられる側でした。

これは単に、そのまま嫌われていたからだと思います。

みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

◆ スタッフロール

原案…ゆうきゆう・織江リオ

マンガ…ソウさん

この物語は実在の人物・団体などには一切関係ありません。そういうことに。

真実のカウンセリング?小児科医・世野真実シリーズはこちら。

<ゆうきゆうの日常>

本日は日本橋オフでした。
参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
少しでも明日のイブで参考になりましたらば幸いです。
ならなかったら本当にごめんなさい。