バストのパラドックス。

あなたは、「アキレスとカメのパラドックス」というものをご存じでしょうか。

今夜はそんな話から、バストに関するスペシャルな真実をお届けします。

(2009/01/12 最後に少しくわえました。バスト以外のお話が好きな方に。)
 
こんばんは。ゆうきゆうです。

今夜もメルマガ「セクシー心理学」から、こんな話をお届けします。

◆ アキレスはカメに追いつけない。

さて、あらためて冒頭の「アキレスとカメのパラドックス」。

 
アキレスというのは、すごく足の速い人物です。
カカトの上のスジを「アキレス腱」と呼ぶのも、ここから来ています。

カメというのは、すごく足の遅い生き物です。
僕が小学生のときに給食を食べるのが遅くて「カメ人間」と呼ばれていたのも、ここから来ていますが正直思い出したくありませんでした。

さて、この「アキレス」が、「カメ」と競走をしたと考えましょう。

しかし当然アキレスの方が速いので、ハンデとして、カメを少し先に走らせましょう。

たとえばアキレスより、10メートル先を走っていた、いえ歩いていたとしましょう。

このとき、アキレスがカメを抜けると思いますか?

その答えは「抜けない」です。

なぜか。

まずアキレスが、最初にカメのいた位置にたどりついたとします。
そこまでに、たとえば1秒かかったとしましょう。

するとその1秒を使って、カメはほぉぉんの少しだけ進んでいるはずです。

次にアキレスは、今カメのいる位置まで、走ります。

しかしそこにいくのに、0.1秒くらい時間がかかったとします。

すると同じく、その時間で、カメはまた、ほぉぉぉぉんの少しだけ、前に進んでいます。

またアキレスはそこにたどりつくために0.01秒かかり……

ということをエンドレスで繰り返すので、「アキレスは永遠にカメに追いつけない」というわけです。

これこそが、「アキレスとカメのパラドックス」です。

はい。
言うまでもないんですが、この論理は間違いです。

高校数学で分かる計算なんですが、どんどん小さくなるものは、無限に足していったからといって、無限になるわけではありません。

アキレスがカメにたどりつくために、1.11111………秒かかるとするなら、それこそ「2秒後」などを考えれば、当然アキレスはカメよりずっと先にいるはずです。

と、まぁ。
この「アキレスとカメのパラドックス」。

論理としては間違っているわけですが、この話、個人的にすごく面白いと思うのです。ロマンチックだと思うのです。

◆ いつものあの話です。

ここで、ですね。

いつもの自分に戻るワケなんですけど。

バストって、あるじゃないですか。
いや、同意求めるまでもなく、あるわけなんですけど。

男って、このバストに、永遠にたどりつけないんじゃないかと思うんです。

男が、バストに触れようとして、手を伸ばすとします。
しかしバストは柔らかいので、触れた瞬間、ふにっと押されて、少し先に動きます。

男はさらにそこに触れようとして手を伸ばします。
すると同じく、バストはさらにふにっと押されて………。

これを繰り返すために、男は永遠にバストにたどりつけない、という。

まさに、男とバストのパラドックス、略してバストックスです。

 

………。

「2009年だけど、ゆうきゆう、大丈夫!?」
「ゆうきゆうの頭が、2009年問題!?」

とか思ったそこのあなた! 大丈夫です!
僕の頭はたぶん大丈夫です!

いやでも、このアキレスとカメからの論理展開はアレとしても、「男は永遠にバストにたどりつけない」というのは、本気でそう思うのです。はい。

実際、バストはセクシーな行為とリンクするわけですが。

セクシーな行為は、「終わり」がありますよね。
終わったら、終わりですよね。とりあえずは。

しかしバストに関しては、そういう「終わり」がないじゃないですか。

よくネコを触ったこと、ありませんか?
いや、イヌでも何でも、小動物なら何でもいいんですけど。

触りますよね。
ふわっとしますよね。快感ですよね。

でもあれって、「終わり」がないじゃないですか。

ご飯を食べてお腹いっぱい、セクシー的に色々あって満足、みたいな「終着点」がないじゃないですか!

いや、少しすると、ちょっとだけ慣れて満足、みたいなのはありますけど、「明確な終わり」はないはずです。

男とバストの関係は、まさにそれと同じなんです!
あなたとネコの関係と同じなんです! 一緒にするな、と思うかもしれないんですけど、一緒なんです!

言ってみれば、食事やセクシーな行為のように、「一体化できない」ことこそが、一番の原因なのかもしれません。

◆ 初夢が。

唐突に話が変わるんですけども。

自分の初夢は、山登りでした。

え、これ富士山?と思ってたら、バストでした。バストに登ってました。

「一富士・二鷹・三なすび」

とか言いますが、たぶんそのさらに上だと思います。
ゼロバストくらいで。

初夢として、個人的にすごく縁起が良かったです。
まぁ、三日に一回はそういう夢を見てるので、確率1/3みたいなところがあるんですが。

そして夢の中で、山をいくら登っても、山頂にはつけませんでした。

ここで僕は、先ほどの真実に気がついたのです。

そう。
まったく同じように。

男は、いや人は、永遠にバストにたどりつけないのです。

いくら触れても、何をしても、決して「たどりつく」ことはないのです。
目の前にあっても、目の前にないのです。

思えば男は、セクシー的な気持ちだけで、バストを求めるわけではありません。
それこそまさに、赤ちゃんのときの気持ちを思い出すために、バストに触れるのです。
しかし当然ですが、決してその時代に戻ることは不可能です。

だからこそ、なおさら「たどりつけない」わけです。

バストは大いなる安らぎではありますが、それと同時に、大いなる矛盾と切なさをはらんだものなのかもしれません。

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◆ 今回のまとめ。
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○ 人は永遠に、バストにたどりつけない。

 

結論はそれだけです。
それ以上それ以下のことは何もありません。

僕はこの真実を、ただみなさまにお伝えしたくて、2009年最初のセクシー心理学を書きました。

今年は丑年ですが、いつか干支の中に「バス年」が含まれることを本気で願いつつも、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

ちなみに。
ここからは完全な余談です。

 
昨日の夢で、バスト神さまが、「今回の話はもう少し広がるぞよ」と言ったので、少し話を広げてみます。

 

 

 

この「アキレスとカメ」の論理。

人生すべてに関しても、同じことが言えるのかもしれません。

「あの人とつきあいたい!」
「幸せな恋愛をしたい!」
「夢を達成したい!」

人はそんな気持ちを抱き、そこに向かって走り出します。

しかしそこにたどりついたとき、その「夢」は、変化していることもあるはずです。

「つきあったのに、思ったほど幸せではない…?」
「目標とした立場にいるのに、何か違う…?」

はるか遠くから思い描くビジョンは、実際に近づいてみると、少し違うこともあるでしょう。
すなわちアキレスが走り、たどりついたときには、その目的地は、少し動いているのです。

そこで人は、またそこを目指して走り始めます。

しかしその目的地は、同じくまた少し動いていることもあります。

 

「あのとき思い描いていた位置に自分はいるはずなのに、なぜ、考えていたほど幸せではないんだろう…?」

そんな疑問は、それこそが原因なのかもしれません。

 

 

ですので。

あなたが「たどりつけない」ということで、悩む必要はないのです。
実はすでに、あなたはたどりついています。
ただ昔と今で、目指しているものが、少しだけ変化しているだけ。

あなたが今手にしているものは、昔のあなたが、ずっと望んでいたものなのです。

自分が不幸せだなんて、思う必要は、ないんですよ。

(完)

読んでくださって本当にありがとうございました。

People who inject cocaine can experience severe allergic reactions and, as with all injecting drug users, are at increased risk for contracting HIV, viral hepatitis and other blood-borne diseases.