足から心を読む技術。~シェフレンの理論
あなたは相手の心を「足」から読む方法を、ご存じでしょうか。
実は精神医学者であるシェフレンによると、座っているときに足を組み替える標準頻度は、
「20分間に2-4回程度」
だとされています。
そして、それ以上に頻繁に足を組み替えるなら、それは「○○の証拠」だとされているのです。
今夜あなたは、足の真実を知る…!
こんばんは。ゆうきゆうです。
休日は、よく秋葉原に行く自分ですが、最近、表参道に行ってみました。
ある意味、対極。
僕のような人間に、そこを歩く資格があるんでしょうか。
日光の前に出たゾンビのように、歩いているだけで少しずつ浄化かつ風化させ
られる気がします。
そんなオトナのオシャレの街、表参道です。
「アキバ」「AKB」など、秋葉原はどう呼び方を変えてもそんなにカッコよ
くなりません。
でも表参道は、
「オモテ・サンドゥー」
と発音すると、さらにカッコ良さが増します。自分の中だけで。
なんかフランス語チックです。サンドゥー・トロワ。
ちなみに表参道の一番の感想は、「歩いている女性の足が綺麗」でした。
うん。
こんな感想を抱いている時点で、やっぱり自分、表参道を歩く資格ないような
気がしますけども。
これ、何でなんだろう、と考えました。
分かった!
思うに表参道だけに、表側の参道なんだ!
神社に参る、道なんだ!
みんな、昔からひたすら道を歩いてたんだ!
だから足が丈夫でない人はここに生息できず、脱落していく…。
その結果、ここに生息する女性たちは、みんな自然淘汰的に足が丈夫になって
いった…。
すなわち足が丈夫=引き締まって綺麗になったんだ!!
うん。
ダーウィンもビックリです。逆の意味で。
いつか表参道ヒルズの隣に、表参道ハイヒールズを建てたい。
そんな野望を抱きつつ、今夜もセクシー心理学の世界をお届けいたします。
今夜は、冒頭の話の流れをきちんと受けて、
「足」
の話をお届けします。
ちゃんと意味があったんです。今の話にも。
◆ 回数には、意味がある。
さて、あなたは相手の心を「足」から読む方法を、ご存じでしょうか。
実は精神医学者であるシェフレンによると、座っているときに足を組み替える標準頻度は、
「20分間に2-4回程度」
だとされています。
そして、それ以上にひんぱんに足を組み替えるなら、それは
「高ぶっている感情を押さえようとしている証拠」
なのだそうです。
イライラしている人が貧乏揺すりをするのに、少し近いかもしれません。
体を動かすことで血行をよくして、少しでもたまった感情を改善しようとしているわけです。
すなわち相手の足を組み替える数を見れば、相手のドキドキが分かる!
というわけです。
………。
うん。まぁ。
でも、だからといって回数を数えるレベルで足に注目するのって、ものすごく困難だと思います。
もう相手の顔と会話してるのか足と会話しているのか。
かなり危険です。
特に、
「あ! 今、20分間に5回を超えた! このコ、高ぶってるな!」
と思ったとしても、もうハァハァ足に注目してる時点で、高ぶってるのは自分なんじゃないかと思います。
ただ簡単な目安を作るなら、
「20分間に2-4回程度」
ということは、「多くても5分に1回」ということ。
あるときに足を組み替えて、そこから5分以内(比較的すぐ)にまた組み替えるなら、感情の高ぶりがあるかも、くらいに考えた方がいいかもしれません。
◆ よく組むのは、どっちが上?
またシェフレンによると、回数とはまた別に「主に組む足がどちらか」によっ
ても、性格が分かるそうです。
・右足が上の人は、やや内気で、相手がリードしてくれるのを待つ傾向
・逆に左足が上の人は、開放的な性格を持っているが、少しわがまま
…なのだそうです。
右 ⇒ 音読みは「う」 ⇒ 「う」ちき
左 ⇒ 音読みは「さ」 ⇒ 「さ」からう
と覚えるといいかもしれません。
あなたが受験生さんなら、こんなゴロ合わせより先に、もっと覚えるべきもの
がたくさんあると思います。余計な知識で記憶を埋めないようにしてください。
◆ 足の向きは、どっちですか?
さらにさらに。
相手と横に座った場合、
「組んだ足の向いた方向が、興味の方向」
だとされています。
たとえば、
———————————–
テーブルテーブル
↑ ↑
相手 あなた
———————————–
というように座っていたとき、相手が左足を右足の上に組んだとします。
このとき、左足は、あなたの方に向きますね。
この場合、あなたに興味がある、ということになるわけです。
足をあなたの方向に伸ばすことにより、「相手のテリトリーに侵入したい」という気持ちがある、と考えられるわけです。
逆にこのとき、右足を左足の上に組む(あなたと逆方向に向く)のなら、それはやや拒絶感がある可能性が大。
無意識に体を逃がしているわけです。
退屈している可能性がありますので、やや相手の興味を持つ話題を振ったり、誉めたりしてみることが大切です。
◆ 足まで注意は、できません。
嵐で、堤防が壊れそうになっている状態を想像してください。
こんなとき、人は普通、見えるところ、穴があきかけているところを必死にふさごうとします。。
しかしそれでも、たまった水は逃げ場をなくして、別のところからチョロチョロ漏れてきます。
人間の気持ちも、これと同じ。
何かの感情を抱いている場合、人は「言葉」や「顔の表情」など、分かりやすい部分は、必死に隠そうとします。
しかしだからこそ、足など、もっとも意識の回りにくいところに、より本音が漏れ出てしまうわけです。
ですので個人的に、「足フェチは実はモテる理論」を提唱したいと思うのですが、誰の参道もとい賛同も得られません。
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◆ 今回のまとめ。
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○ 足を5分に1回以上組み替えていたら、高ぶっているかもしれません。
○ 右足が上なら内気、左足が上なら開放的の可能性があります。
○ 横に座っているなら、足の向きが興味の方向です。
というわけで、いかがでしたでしょうか。
ちなみに自分自身、この話を学んで以来、さらに足に注目するようになりました。
すると、どうでしょうか!
目の前の女性が、みんな足を頻繁に組み替えるようになったのです!
「あ、5分に1回レベルじゃない! 感情、高ぶってる!」
「え、もう自分、すんごいモテ人間!?」
と思ったんですけども。
あとから聞くと、ドキドキというより、単なるイライラだったみたいです。
どっちも確かに、「感情の高ぶり」ではあります。本当の意味で貧乏ゆすりに近い。
さらに聞くと、「視線がすごく気になってイヤ」だそうです。
感情を見ようとして足を見ることによって感情悪化。
卵が先かニワトリが先か。
足だけでなく、表情も合わせて見た方がいいですよ、という当たり前すぎるアドバイスをお贈りしつつ、今夜のセクシー心理学をシメたいと思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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