日経育ちのゆうきゆう~日経新聞の広告に捧ぐ。
あなたは、これが何の広告か、分かりますでしょうか。
ゆうきゆうです。いつもお世話になっております。こんばんは。
そんなこんなで、僕の日常から、ランダムなネタをお届けです。
本日お届けするのは、日本経済新聞の広告です。
「円高になると?」
「海外旅行がしやすくなる。」
………。
え、何言ってるの?
なんていうか、素でツッこんでしまいました。
あまりの突然さに、状況が理解できません。
一瞬、HISか何かの広告だと思ったんですが、ちゃんと「日本経済新聞」と書いてあります。
しばらく考えて、やっと分かりました。
日経新聞を読んでいると、
「円高になると?」と言われて、「海外旅行がしやすくなる。」ということがすぐに分かるよ。
といいたいのではないか。
そしてそれこそが、左下の「日経育ち」につながるんじゃないか。
………。
そんなの、日経読まなくても分かる知識なんじゃないでしょうか。
というか、
日経で育って到達した知識が、そのレベルでいいんでしょうか。
実際、円高になると海外からは困るわけで、その結果、日本製品の買い控えにつながり、
かえって日本企業は困る…というデメリットなどもあるわけですよね。
でも、
登場している女性も、もう喜び120%な表情です。
「円高になると海外旅行しやすくなるよワーイ」で頭がいっぱいのようです。
本気でHISとかとの提携広告なのかと思いました。
これが日経育ち。
いいんでしょうか。
日本経済新聞のCMは、なんだかヘン、もとい微妙、もとい、ちょっぴり不思議な方向性のものが多いように思えます。
新聞はあんなに素晴らしいのに、これではもったいないのではないでしょうか。(←日本経済新聞社さまへのフォロー)
もっと見ている人にキュンキュン来る広告があるはず!
というわけで、自分はあえて、この広告に別バージョンを作ってみました!
ご覧下さい!
「円高になると?」 「ドル安になる。」
あえて、当たり前なところを狙った一品。
たぶん読んだ人のすべてが、あまりに当たり前すぎて、かえってすごい深い意味があるように感じるかもしれません。
また当然すぎるので、「必ずしもそうとは言えないのでは?」みたいな、
僕みたいにヒネた人間のツッコミも封じることができます。
さらに突き詰めると、こんなのもアリです。
「円高になると?」 「円が高くなる。」
まさにA=A。
何も言ってないに等しい広告ですが、
こういう当たり前なところもあえて書くところで、
かえって新鮮さをアピールできます。
さらにこんなのもアリです。
「円高になると?」 「今日のオカズは、なると。」
あえてダジャレに走る。
質問には何ら答えていませんが、
かえってインパクトは強まります。
心理学では「ツァイガルニック効果」と言いますが、人は完成していないものに興味を惹かれますので、少なくとも日経への印象は強まります。
最悪の印象になる可能性もありますが。
………。
ちなみにこの画像を作ったときは心から面白くてたまらなかったんですが、
こうして見ると後悔の念でいっぱいです。すみません。
そして最後はこちらです。
「円高になると?」 「なんかもう、どうでもよくなる。」
すべての放棄。
個人的には、この画像に出てくる女優さんのポーズと一番マッチしていると思います。
同時に今の自分の気持ちを端的に表現しています。
というわけで、日経のみなさま、ぜひご参考にしていただければ幸いです。
そんな僕は、毎日日経を読んでいます。
まさに日経育ちです。(←重ねてフォロー)
………。
日経育ちで到達しているのが、こんな自分。
きわめて日経のすばらしさが分かったところで、
みなさまここまで読んでくださって、
本当にありがとうございました。
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