2009/06/20 ◆ 金メダル・銀メダル・銅メダルで、もっとも不幸なのは?
金メダル。
銀メダル。
銅メダル。
このうち、どのメダルをとった人が、一番「不幸」だと思いますか?
こんばんは。ゆうきゆうです。
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そして今夜もセクシー心理学の世界をお届けいたします。
今夜のテーマは、「不幸って何?」です。
非常にシンプルな話ですが、どうかお読みくださいまし。
◆ 一番不幸な、メダリスト。
さてあなたは、オリンピックを見たことがありますでしょうか。
オリンピックでは、三種類のメダルがあります。
このうち、どのメダルをとった人が、もっとも幸せで、逆にどのメダルの人が、もっとも不幸か、あなたは分かりますでしょうか?
実は。
心理学者であるメドベックは、バルセロナオリンピックの表彰式において、メダリストの表情を研究しました。
そして表情研究の結果と照らし合わせ、そのメダリストが「どれくらい幸せであるか」について調べたのです。
さてこのとき、一番幸せだったのは、何メダルを取った人だったと思いますでしょうか?
そうです。
言うまでもありません。
平均的に一番幸せだったのは、金メダリストでした。
これは当然ですね。
しかし、面白いのは、ココから。
二番目に幸せの表情をしていたのは、「銅メダリスト」だったのです。
銅メダリストは、銀メダリストの、1.5倍幸せな表情をしていたのです。
なぜか、分かりますでしょうか。
メドベックらの分析によると、こうです。
たとえばオリンピックで決勝トーナメントが行われるような種目だった場合、銀メダリストは、「直前の決勝戦で負けた」から、今の位置にいます。
逆に銅メダリストは、「直前の、3位決定戦に勝った」から、今の位置にいるのです。
この、直前の勝ち負けの結果が、そのままメダルの嬉しさに直結しているわけです。
もちろんトーナメントでなく、純粋な記録だけで勝負する種目でも同じです。
銀メダリストは、とにかく「あと少しで金メダルだったのに…!」という気持ちを感じていることが多いもの。
逆に銅メダリストは、「あぁ…! 良かった…! あと少しでも下だったら、メダルすらもらえなかった…!」という気持ちになっていると考えられます。
いずれにしても、「あと少し良かったら」という思考をする銀メダリストと、「あと少し悪くなくて良かった」という思考をする銅メダリスト。
どちらの方が幸せかは、考えるまでもないでしょう。
実際の成績と、幸せは比例しないわけです。
これ、結構深い話だと思うのですが、いかがでしょうか。
◆ モテる人は、実は不幸?
たとえば、勉強ができる人と、できない人。
勉強ができる人は、第一志望として、高いレベルの学校を受けます。
しかしそれに受からず、第二志望の学校に入る人だっているでしょう。
逆に勉強ができない人は、「とにかくどこでも入れればいいや」と考えるため、一つでも引っかかれば、「あぁ、入れて良かった」と思います。
前者の学校の方が、明らかにレベルが高くても、幸福感は、おそらく後者の法が高いのではないでしょうか。
これ、「モテる人」「モテない人」でも同じです。
モテる人は、やはり同じく、モテる相手を狙います。
しかしその相手は競争率も高いため、「第二希望」の人とつきあうことだってあるでしょう。
もしくは誰かとつきあったあと、「もっといい人」が出てくることだってあるはず。
そのときに比較してしまって「一位ではないんだ」と感じてしまうこともあります。
逆にモテない人は、「自分とつきあってくれる人がいるなら、それだけで幸せ」と考えます。
単純に相手を比較すれば、前者の相手の方がレベルは高くても、同じく後者の人の方が、幸せを強く感じたりするわけです。
勉強ができる、モテる、というのは、必ずしもそれだけで幸せではないのです。
だから!モテなくてもいいんです!
………。
うん。
「いいから俺はモテたいんだ」と思ったらすみません。
◆ 何についても…?
これは人生全部でも同じ。
何かについて「秀でている」人ほど、その世界の奥深さ、さらに「上には上がいる」ということに、より気がつくものです。
そのため、「自分は一位ではない」ということを痛感し、だからこそ「銀メダルの不幸さ」を、より感じてしまうものです。
かえって初心者レベルの人ほど、「オレ、こんなことできたんだぜ!」ということで幸せに感じたりします。
意外にも、「できない人」の方が幸せなこともあるのです。
ただ、だからといって、「だから、できない方がいい」なんて結論づけるつもりはありません。
ただ、「あなたが不幸を感じているからといって、ダメなわけではない」ということを知っていただきたいのです。
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◆ 今回のまとめ。
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○ 実は銅メダルの人は、銀メダルの1.5倍幸せでした。
○ あなたが不幸なのは、銀メダルだからなのかもしれません。
◆ さいごに。
人間は、自分が「得られなかったもの」ばかりを気にしてしまうもの。
しかしそんなときは、こう考えてみてください。
あなたが今持っているものを、まったく手にしたことがない人だって、たくさんいるのです。
確かに金メダルではなかったかもしれません。
しかし今のあなたは、「銀メダル」なのかもしれないのです。
その幸せを忘れて、悲しむ必要はないんです。
ただ、あなたは忘れているだけ。
あなたが今、手にしているものは、確かに価値があるんです。
それを失ってから後悔しても、遅いんですよ。
(完)
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
今回の内容は、こちらを参考にいたしました。 レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術
2009/06/20 by ゆうきゆう 心理学 | 48 コメントあります。 »





















09/06/20 at 19:24:32
前のをひきづるんですね~
中途半端はいちばん寂しくなりますね(笑
09/06/20 at 21:14:06
メダルの色は、アスリートの無意識領域が大きく影響するんだ。
09/06/20 at 21:33:44
もてない人が恋人が出来たらすごくうれしいけど、ずーっともてないままの人生ってどうなの?
09/06/20 at 21:35:30
それよりも書籍アニメのが・・キョンと古泉じゃないですか!びっくりしましたよ
09/06/20 at 22:17:11
とても救われた気持ちになりました。
09/06/20 at 22:41:01
後者の法が高いのではないでしょうか
09/06/20 at 22:56:20
メダルの色でそういった微妙なものがあったんですね。
まあ、銀メダルだろうがなんだろうが、上にある、まだまだ成長できるっていうものを考えたとき、それが喜びだったりするのかもしれませんけどね。
09/06/20 at 23:00:45
素晴らしい。心理の不条理みたいなものがありますね。これからも期待しています。よろしく
09/06/21 at 0:15:54
どう考えてもモテない人のほうが圧倒的に不幸だと思いますが・・・
09/06/21 at 0:46:50
う~ん、深い。
09/06/21 at 0:53:02
金はその時はいいのですが、維持するのが大変ですね^_^;
不幸とか思わずに頑張りたいですね。
09/06/21 at 1:10:11
複雑ですね。銀まで上り詰めたのは周りからみたらすごいと思うのに。同じ出来事でも自分の認知の仕方によっては幸せを感じれたり、できなかったりする。どうせならポジティブに据えたいけど全部そればっかりじゃ成長できない気もする。自分なりの基準を持つことが大事なのかなと思いました。
09/06/21 at 2:15:51
自分は金だと次の目標がなくなるので受賞の瞬間は別として後は落ちていくだけ、という気がします。だから二番手の銀が一番嬉しい気がしますが、屈折してる?
09/06/21 at 3:53:09
柔道なんかまさにそうですね。
3位決定戦に勝った銅メダルは嬉しそう。
また、柔道の面白いところは、
敗者復活戦1位でメダルになった人も
いるところですね?
しかし、99%以上の人が
何のメダルとも関係なく
がんばっているのが
現実ではないでしょうか?
09/06/21 at 6:57:38
「モテる」って言葉を使うのって男性が圧倒的に多いような気がします。
複数の女性を相手にしたいって願望が強いのかな?
女性の場合は好きな人からだけ好かれればそれで幸せ
モテる、モテないは別の次元の問題・・・と
考える人が多いと思います。
ぶっちゃけ、「モテる」ってそんなに大事なこと?
09/06/21 at 7:01:31
手に入らなかった金メダル。
だけどそもそもそれは「金メダル」じゃなかったかも。
今自分が持ってる銀メダル(もしくは銅メダル)が
じつは自分にとっては「金メダル」だったのかも。
そうだったらいいな、と思いました。
09/06/21 at 8:03:45
私は銀メダリストだと思ってます。
努力している、それなりに結果も出ている、そんな自分を誇れる、でも上には上がいる、だからもっと頑張る、
こんな自分は幸せだと考えています。
しかし、周囲は銅メダリストの人が多いです。
どうせ自分には金メダルや銀メダルなんて無理だと諦めている、銅メダルで十分だと思い込んでいる、だから向上心がない、頑張らない、なかなか成長しない、
こんな周囲を、私はもどかしい気持ちで見てしまいます。
オリンピックの銅メダリストはもちろんそれだけでスゴイですが、
この話の銅メダリストは。どうなんでしょうか。
もっともっと努力をすれば、たとえ金メダルではなくても、もっともっと大きな喜びや自信や成功が得られるかもしれないじゃないですか。
実際、私の周りの銀メダリスト達も毎日そうしていきいきと過ごしています。
小さな喜びを幸せだと感じられるのは素晴らしいと思いますが、それ以上を望んでもいいのではないでしょうか。
こう考えてしまうのは、努力・苦労の先に得られるものを少なからず知っている私のエゴでしょうか。
銅メダリスト達は銅メダリスト達なりに感じている幸せがあるのだから、私がどうこう言う問題じゃないのでしょうか。
でも、知っているからこそ、私の大切な銅メダリストたちに、銀メダルや金メダルを目指して欲しくなってしまうのです・・・。
09/06/21 at 8:50:32
9
ちゃんと文章読みました???
09/06/21 at 10:45:29
人間、今、持ってる物よりも「逃がした魚」の方が大きく見えるんですね。
09/06/21 at 11:48:53
「金と銅は勝者のメダル、銀は敗者のメダル」という言葉を聞いたことがあります。
09/06/21 at 15:22:21
柔道の谷亮子さんが、
金を逃し、銀メダルを貰ったときに、
”金メダルは勝って貰うもの。
銀メダルは負けてもらうもの。”
と言っていました。
なんて精神力の強い人なんだろう。
と驚嘆した覚えがあります。
その話を思い出しました。
09/06/21 at 16:21:50
銅は「金」に「同じ」って書くから銀が一番不幸かと思ってましたorz
09/06/21 at 17:08:58
久しぶりにじ~んと来ました。
今ある自分に感謝して生きようと思えました。ありがとうございました。
09/06/21 at 19:45:41
あーっっ なるほどっっっ!!!
誰にも頼まれてないのに
勝手に 銀メダリストに なってた 気がします。。。
ほんとですよね。
表彰台にいる時点で、ほんとは
スゴいことなのに。
良い記事 ありがとうございました☆
09/06/21 at 20:36:09
求める事ばかりではなく
今の自分にあるものが
決して当たりまえのものではなく
それを得るまでの過程も含め
大切なもの・・・
改めて思えました^^
大切な事なのに、肝心な時に
忘れてしまいがちで・・・
元気を貰えました^^
いつも、いつも素敵な言葉とお話を
ありがとうございます^^
09/06/21 at 20:57:57
別の言い方をすれば、上を見ずに下を見なさいって事でしょ?
09/06/21 at 20:58:30
成長止まるだけじゃん
09/06/21 at 21:31:24
二つの乳メダルのほうがいい
09/06/21 at 23:42:31
欲は底なし
下がいる安心感
この心理作用は大きいと思う。貴族と平民と奴隷・・・資本主義もその心理から成り立っている気がする。問題なのは、奴隷が自身を平民と思い込んでいることなんだがね。と話をすり替えてみる
09/06/22 at 0:51:40
お、奥が深いですね!!
私は金メダルが不幸なのかと思いました。
目指すものがなくなる
1位から落ちてはいけないという使命感(?)
そういうプレッシャーが不幸なのかなーって思ってました。
09/06/22 at 11:51:41
同じ銀メダリストでも、柔道や野球などトーナメント対戦型と、アーチェリーや競泳などの順位型とではまた違うんじゃないかなー、と思う。
09/06/22 at 14:36:07
もてるけど全然幸せって感じた事無かった。今回の話で謎が解けたーーっ!(爆)
09/06/22 at 14:42:41
私はずっと銀メダリストでした。
早くに結婚しました。子供にも恵まれ、ダンナもとってもやさしいのに・・・。こんなに早く結婚して、若いときに遊べなかったつらさばかりをくやんでました。みんなより、損していると20年近くずっと思って生きていました。
私には、かけがえのない家族がいるというしあわせに気がつきました。
ゆうき先生ありがとうございました。
09/06/22 at 15:54:33
私が今、手にしているものは、確かに価値があって、それを失ってから後悔しても、遅いんだ。
って分かっているのに失っちゃうのが人間ですよね~。とほほ。。。
09/06/22 at 22:29:53
テレビで某レスリングの選手が
オリンピックの時に緊張していたら
監督が以前の大会で銅メダルだった時の
メダルを持ってきて
「もうこんな悔しい思いはしたくないな」
と言ったそうです。
それを見て、凡人には
「世界で三番目なのに…」
と思ったのを思い出しました。
フィギュアの真央ちゃんなんかもそうですね。
4位になるとみんなに叩かれる。
メダルを取るのが当たり前だと思われてる人がメダルを取ると
それは嬉しいよりもホッとするんだったりして…。
とか思ってしまいました。
ちょっとまた別の話ですかね。
09/06/23 at 17:22:35
電車とかで見かけるバカップルってブサ同士が多いなって思う。普通の人なら絶対付き合わない相手でも、すっごい幸せそうにいちゃいちゃしてたり。今までは理解できなかった。
しかもブサな人って少しの人数しか付き合わないまま、結婚にまで至ったりするし。
でも今回の話を読んで全てがつながった気がした。
砂漠ですっごい腹減ってて、カップ麺見つけた時みたいな感じなのかな。
嬉しい>∀<ノ これを逃したらもう次は無い!みたいな・・
とりあえずどんなんでも、いてよかった!って思えるんだろうな~って。
世の中に寿司や焼肉が存在する事を知らないから。あるいは知ってても食べれないから。
毒吐いてすみません・・><
今回のお話はとっても参考になりました。
09/06/24 at 9:22:41
だんなとケンカ。心底こいつ大嫌いだもうだめだー!!と思いましたが、グッタイミン♪なメルマガに救われました。銀メダルな男(ため息)と思って、三食昼寝付きの主婦生活を楽しもうと思います(^^ゞ
09/06/24 at 10:24:08
自分も、競技によって金銀の価値の捉え方も微妙に違ってくるのかも、と。
誰と競ったか、負けても本望だとリスペクト可と思える相手なら銀でも…。
自分の感性に合ったものだからそれを愛し、続けられた理由なのだなーとも。
ボリボールみたいに戦略で勝つことに魅力を見出すか、武術の類たたきのめして勝つことに見出すか、真央ちゃんみたいにアート系に見出すか、納得のしかたも違うかな・・・なーんて勝手に想像。
谷亮子さんのアスリート脳をもってしても、金は勝メダル銀は負メダルなのだとしたら・・・・・・
先日「どうしてそこまでしてがんばるん・・・?」と聞いたら、「男性と女性は違うっ!」ときっぱりいわれた。
もう、ご本人のそのままを丸ごと受けとめるしかないんだねぃ・・・あへ。
09/06/24 at 19:59:37
今の私の心境と妙にシンクロし、ちょっと泣きそうになってしまいましたね~。
素晴らしい言葉、ありがとうございます。
09/06/24 at 21:02:15
まさに今、銀メダリストの気分でした。
ちょっと救われました。ありがとう
09/06/25 at 8:33:01
↑銀でもいいじゃないですか。
ありがとう
09/06/25 at 8:44:21
>でも今回の話を読んで全てがつながった気がした。
つながりましたか?
よかった。
そんな毒かなしいです、とても。
そのまんまのぜんぶを包んであげましょうよ・・・。
すてきじゃない。
09/06/25 at 14:09:05
妥協するのが一番不幸を感じるってことになるんでしょうか。
勉強のできるできないまでは共感できましたが、
もてるもてないには反感…。
もてる人の中にも、この相手と付き合えて嬉しいと
思ってくれる人はいると思いたいです。
09/07/02 at 10:38:08
あなたが今不幸を感じているからといって、だめなわけじゃない
暖かい言葉、胸にしみました。
ありがとう
09/07/02 at 11:04:07
ありがとうございました
09/07/05 at 22:20:54
もてるもてない
選ぶ選ばないの前に選択肢が無いんですが
09/07/06 at 12:50:38
いや、選択肢は必ずやあります。
何もメダルを獲得するだけが選択肢じゃない。
レンタルメダルとか・・・。
10/04/27 at 17:43:39
>あなたが今持っているものを、まったく手にしたことがない人だって、たくさんいるのです。
…。自分は勉強が全然できなくて困っているのですが、そもそも授業を受けられない方だってたくさんいることを思い出しました。
学年では最下位でも、アフリカなどの国々や、紛争地域の同い年の人たちに比べると知識は豊富、教科書は全教科持ってるし、昼になれば毎日お弁当が食べられる。
今日の先生スゴイ!感動しましたぁ!!