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精神科医ユウの日記 <90%ノンフィクション・10%ユウの妄想>
モーニング女医。 7/21
セクシーな日常編 つぶやき
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こんばんは。ユウです。
日記「ピラミッドに登る女医。」は非常に佳境に入ってはいるのですが、
ちょっとだけ普通のことも書いてみようかと思いまして、こうして筆をとっております。
よく聞かれることですが、モーニング女医。はフィクションではありません。
基本的な出来事は、全て事実体験に基づいております。
ただ、それだけでは淋しいので、スパイスとして「10%ユウの妄想」を入れております。
するとですね。
今回のピラミッド編やアテネ編など、1年近く昔の話になると、
記憶すらも曖昧になることもあり、その場合、妄想の入る余地が多くなります。
僕はご存知、「妄想が暴走する男」ですので、
いったん妄想が走り始めると、どんどん広がっていき、収集がつかなくなってしまいます。
一夜で終わるような話を10分ほどで書こうと思っても、
気づくと2時間たっていて、それでも書き終わらず、しょうがなく
「待て、明日!!」
と書かざるを得ないことが、毎日のようにあります。
「待て!」と言っている相手は、僕の心の中で
「発情している犬の人格」です。
ヤツはこうでも言わないと、一日中でも騒ぎつづけます。
そのようにして、とりあえずその日は終わらせますが、次の日に、
「おいおい続きどうするよ…! 無責任に終わらせなきゃ良かったー!!」
と考えることも、多々あります。
前日に期待を持たせて終わると、次の日はそれを受けて、かなり色濃くしなければいけません。
悩んでいるうちに、気づくと朝…。
そして病院でマヤ先生に、
「昨日、日記が更新されてなかったんだけど…」
そんな時は、すぐに脱走します。
こんなパターンが、何回続いたのでしょうか…。
というわけで、こんな風に時々はシンプルな日記も入れることで、
サイトと自分自身にリズムと活気を生み出そうかと思っています。
今後、モーニング女医。の本編(今ならピラミッド編)が更新される場合もあり、
こうした日常編が更新されている場合もあります。
日常編の場合は、CMのつもりでお楽しみくださいませ。
何にせよ、今後とも、モーニング女医。セクシー心理学ともども、
よろしくお願い致します。
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精神科医ユウの日記 <90%ノンフィクション・10%ユウの妄想>
モーニング女医。 7/22
セクシーな日常編 大御所の教科書
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最近はマヤ先生の圧力がすこぉぉぉぉぉぉしだけ緩んできたので、(当社比0.99倍)
精神医学の本を読んで、マジメに勉強する余裕が出てきました。
本日読んでいたのは、
「精神科医のための面接方法」。
精神科医の大御所と言われる教授が書いたという、
まさに精神科医のためのバイブルと呼ばれている本です。
で、僕はワクワクしながら読み始めたのですよ。
するとですね。(以下、記述をそのまま引用)
<面接に望むときの服装>
医師は、清潔かつ整った服装をして、面接に望まなければいけない。
だからといって、あまりに目立ちすぎるのもいけない。
ここまでは、割とすんなりと読めました。
しかし、この後に信じられない文が書いてあったのです。
当然、個性的すぎるファッションも言語道断である。
クリスマスだからといって、サンタクロース柄のネクタイをしてはいけない。
しねえよ。
一体ここで、日本全国の精神科医のうち、何人がこの記述に突っ込んだのでしょうか。
さすが大御所。
ギャグも大御所です。
しかし、こんなのはほんの序の口でした。
この後に、バクダン級のセリフが書いてあったのです。
いいですか?
まばたきしてると、読み飛ばしてしまいますよ?
準備はOKですね?
5
4
3
2
1
男性は、やはり黒または紺のスーツが望ましいだろう。
女性は、なるべく清潔なスカートにブラウスがいいと思われる。(ただし、生足は不可)
(ただし、生足は不可)
(ただし、生足は不可)
バイブルに、『生足』。
もっとさわやかな言い方は見つからなかったのでしょうか。
『生足』と書いてなまあし。
そんな、深夜番組の用語を医学書で使わなくても。
夜中に、一人で書斎で教科書を執筆中に、な・ま・あ・し…と原稿に書き込む教授に、
哀愁を感じます。
でも、この記述のポイントは、そこだけではありません。
お気づきになりましたか?
(ただし、生足は不可)
命令形です。
この用法は、他にもありますね。
履歴書に白黒写真は不可。
授業中に退席は不可。
まさに、
ワシの権威にかけても絶対に許さん
といってるのと同じです。
(ただし、生足は不可)
この文を、
生足の語感、そして不可の語感をそのままにして言い換えるなら、
こういうことなのです。
(ただし、パンストは履け)
女性は、なるべく清潔なスカートにブラウスがいいと思われる。(ただし、パンストは履け)
グウの音も出ないとは、このことです。
ここまで考えると、僕の中に一つの想像が湧いてきました。
おそらく大御所は、生足の女医さんを何度か見たのでしょう。
そして不快感を感じたのかと思います。
でなければ、わざわざこんな記述はしないはずです。
最後に、大御所に一言だけ言います。
余計なことを。
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精神科医ユウの日記 <90%ノンフィクション・10%ユウの妄想>
モーニング女医。 7/24
セクシーな日常編 最悪の語呂合わせ
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こんにちは。
「ピラミッドのオチを早くつけて下さい」というメールが矢のように届きながらも、
懲りずに日常編を書いてるユウです。
さて、つい数年前、僕は医師国家試験の勉強をしていました。
どんなジャンルの勉強でも語呂合わせはあるもので、それは医学も例外ではありません。
それは、試験本番の数日前に目にした記述でした。
異型狭心症(いけいきょうしんしょう)は、
朝方に発作を起こすことが多い。
そのすぐ後に、その参考書には、こんな語呂合わせがのっていました。
イケイケ教師が、朝帰り。
僕が発作を起こしかけました。
それも、その参考書には、ご丁寧にイラストがついていました。
どう考えても幼稚園の落書きにしか思えないレベルで、
いまどきボディコンのお姉さんが、
酔っ払いながら帰っている絵でした。
僕は、試験前の貴重なカロリーを使って突っ込みました。
描くまでもないだろ。
試験の最後の追い込みをかけているはずなのに、
僕の精神が追い込まれていく
気がしました。
最後に、皆さんに注意をしておきます。
内科にかかって、若い研修医に
「ちょっと、朝に胸が苦しくなるんですけど…」
と言った時に、そのドクターが何かを思い出していたら。
イケイケ教師のことを考えている可能性が大です。
…そんなので覚えたの、僕だけだったりして…。
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精神科医ユウの日記 <90%ノンフィクション・10%ユウの妄想>
モーニング女医。 7/28
ユウのセクシーな日常 ゴキブリの考察。
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僕は、あの黒くてテカテカしていて、カサカサ走るあの生物が大嫌いです。
アレを見ただけで、男なのに「ウキャー!!」と叫んでしまいます。
その生物とは、もちろんゴキブリ。
ここにこうして打ち込むだけでもトリハダが立つというほどの嫌いようです。
そういえば昔、名作マンガ動物のお医者さんの中で、
ネズミが大嫌いな獣医学生、二階堂くんが、
「私はリス、しっぽをそられたの」と教科書に書き込んでいるシーンがありました。
そうだ。あれと同じ考えで行こう。するとゴキブリは…
ツノをそられたカブトムシ
…絶対に、思えないよ。
とりあえず、万が一にも見てしまった時は、ニャーキャー言いながら、必死に潰そうとします。
でも、タンスとかの陰に隠れて、いつのまにか見失ってしまった時ほど、恐ろしいことはありません。
そんなのが部屋のどこかに生息していると考えただけで、意識を失ってしまいそうになります。
こんな時にも、僕の妄想は暴走します。
僕は考えました。
ゴキブリから、音楽が出ればいいのに。
そうすれば、例えどこに隠れても音の出る方向を探せば、すぐに分かって退治できます。
遺伝子操作で、そういう新種を作って、さらに在来種よりも繁殖力を強くして世に放せば、絶対に数世代後にはその「音楽ゴキブリ」が在来種に取って代わると思うのです。そしてそこで駆逐すれば、一網打尽です。
でもそうすると、そのゴキブリから何の音楽を流すかが問題になってきます。
僕は、考えました。
エレクトリカル・パレード
なんか、いいんじゃないでしょうか。
ゴキブリの出る恐怖の瞬間が、
楽しげな時間に変わることは、間違いありません。
「夏休みなんだから、ディズニーランドに連れてってよ~」
とわめく子供をかかえるお父さんも、
「ほら、ウチだってディズニーランドみたいだぞぉ♪」
これで子供も、大喜び
するかは、定かではありません。
でも…。
その夢のような「ゴキブリ エレクトリカル・パレード化計画」も、
実は恐ろしい結果になる可能性があります。
当然、その「エレクトリカル・パレード」=「ゴキブリ」という事実は、全国民が知っているわけです。
いいですか?
本当に、いいですね?
いつまでたっても童貞のYくんは、ついにやっと今日、
半年前に付き合い始めた彼女を、自分の一人暮らしのアパートに連れてくることができました。
少しずつ雰囲気が高まって。
目が合って。
いざ、抱きしめたその瞬間。
ちゃんちゃらちゃんちゃん
ちゃんちゃらちゃららら
この後は、あまりに恐ろしすぎて書くことはできません。
「け、けけけけけけけ、携帯の着メロかなぁ」
必死にゴマかすYくんの抵抗が、
あまりに悲しすぎて、泣けてきます。
ここまで妄想が進んだところで、やっとその世界から戻ってきた僕。
それだけで、すでに30分近く経過しています。
さきほどまで追い詰めていたゴキブリは、はるかどこかに消えていました。
明日、コンバット買いに行きます。