ロバートさんの「雰囲気ことわざ」。

「ロバート」さんというお笑いトリオがいるんですが。

そのネタで「雰囲気ことわざ」というのがありまして。
個人的に大好きです。

こんな。
確かに、それっぽい。

いかにも中国の故事とか、ことわざっぽいです。

人間はコミュニケーションにおいて、「相手の表情や語調を非常に重視する」とされていますので、あの格調高い言い方と雰囲気で、確かに「何言ってるか分からないけどそれっぽい」と感じてしまうのかもしれません。

でももちろん、言葉の内容そのものにも「それっぽさ」のカギがあるような気がします。
何度も聞くと、必ず途中に入る「にして」がポイントなのかな、と。
しかし「にして」が入ることわざ、すぐに思い付くのは何だろう、とか考えたのですが。よくよく考えると、結構出てこないなぁ、と。

思い付くのは「天網恢々(てんもうかいかい)疎(そ)にして漏らさず」でしょうか。

あー。確かにそれっぽい。
普通にひらがなだけ並べたら、かなり意味不明な文字列という意味で、「雰囲気ことわざ」っぽいです。

あとは論語の「われ十有五(じゅうゆうご)にして学に志す」でしょうか。
これは「ことわざ」とは違う気がしますが、まぁ、漢文ぽい感じではあります。

いずれにしても、僕も考えてみました。

「びにゅう ふにふわにして うずもれ たいとす」

雰囲気で感じていただければ幸いです。みなさま今後ともよろしくお願いいたします。