勢いを増して第８弾です。

豆の数はいくつまで数えるはずだったのかは永遠に謎です。


実際に、よく「○○業界の陰謀」というものが、世の中にはたくさんあります。

たとえば「クリスマスには高級ディナーと高級ホテル」とか。
「バレンタインにはチョコレート」とか。
「ホワイトデーにはキャンディ」とか。
「土用の丑の日はウナギ」とか。

イベントにかこつけた消費増大計画が、そこかしこに見受けられます。

みなさんも間違っても踊らされてはいけません。

おそらくそのもっとも最古のモノが、この節分というイベントではないでしょうか。

そもそも節分とは、「季節の分かれ目」というだけの意味。

そこに、

　「実はこのとき、不幸が増えるんだぞ！」
⇒「それはある意味、鬼と同じだ！」
⇒「だから鬼をやっつけよう！」
⇒「それには、豆をぶつけるんだ！」

という話になったのだと思われます。

いや、うん。
「鬼をやっつけよう」までは、百歩ゆずってＯＫとしましょう。

でも何で「豆」。

個人的に、本気でやっつけたいのなら、カラシやトウガラシ、または硫酸とかをかけた方がよっぽど効くと思います。


さらに、豆業界、もっと消費させたいと思ったのでしょうか。

「年齢の数だけ豆を食べると健康になる」


いや、ちょっと待てと。

どれだけみんなに食べさせたいんだ、と。

その論理は明らかにおかしいです、と。



あなたは、そんな風に、誰かの陰謀に乗せられる人にはならないでくださいね。

こんな、消費社会への苦言を呈するという壮大なテーマのために今回の作品を捧げます。


という解説をあとづけで作りました。


みなさま今後ともよろしくお願いいたします。


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