撞き放題。

 こんな看板がありました。

  

こんばんは。ゆうきゆうです。

最近、珍しくもビリヤードに行ってきました。

すると、その際にこんな看板が。

「撞き放題」

 

いやこれ、どうなんだろう。

確かにビリヤードは日本語で言うと撞球です。

「撞き(つき)放題」で、間違ってはいません。

しかし何だろう。

このやるせない気持ちは。

 

たぶん「突く」というのが、なんかセクシーな雰囲気を想像させてしまうと思うのです。

というわけで、他にもっと言いようがなかったのか、考えてみました。

たとえばビリヤードといえば、「球」です。

 

「球放題」

 

よりアヤしくなった感じがします。

 

ちょっとカタカナにしてみます。

「タマ放題」

 

さらにアヤしくなった感じがします。

 

 

 

 

 

いや、もうちょっとシンプルにした方がいいのかもしれません。

ビリヤードをやると、ボールも台も、好きなだけ触ることができます。

そう!

 

「触り放題」

 

明らかに別の店のような気がします。

 

じゃあもっと、カッコよく決めたらどうだろう。

ビリヤードのショットに、「マッセ」というものがあります。

上からボールを突くことで回転をかける、高度なショットです。

これもやり放題!

こんな感じでいかがでしょうか。

「マセ放題」

 

考えうる限りの変態具合です。

マセた行為が、し放題。

最悪です。

 

うん。

原点に帰ろう。

 

ビリヤードし放題。

ただそれだけを表現すればいいんです。

 

 

 

「ビリ放題」

 

永遠に最下位になりそうです。

 

 

そう考えてみると、

これがもっとも無難であったことが分かりました。

日常生活すべてにおいて、「こうしたらどうだろう」と考えたあげくに「元が一番だった」ということをエンドレスで確認する日々です。

みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

 

ビリヤードは言うまでもなく負けました。

ナインボールで、どんなに着実に球を落としても、相手に9だけを入れられた瞬間、
常に自分の恋愛や自分の人生を思い返します。

ここまで切ないゲームって他にないと思います。