神保町で。 心療内科 ゆうメンタルクリニック

仕事の関係で、神保町に行く途中で見かけたカンバン。

「もしお金が戻ったら」

すなわち、過払い請求の宣伝です。

以前に消費者金融などでお金を借り、それを返却した人を対象にして、

「過払い金を取り返しましょう!」

という内容のCMです。

言うまでもなく、返ってきたお金の一部は、この司法書士さんの事務所に手数料として入ります。

だからこそ、CMしているわけです。

 

この中に書いてある、Q&Aが、個人的にスゴいと思いました。

 

「あのとき、貸してもらえて、ありがたかったからなぁ」。

 

そうです。

「貸してくれた相手にたいして、返金要求をするのが、悪い気がする…!

だって感謝の念もあるから…!」

人として当然の気持ちです。

これにたいして、こう回答しています。

「そうですよね。でも!」

 

「もしお金が戻ってきたら、うれしいですよ!」

 

なにその即物論。

「感謝の気持ちと、その後ろめたさ」という論理にたいして、

「金が戻ってきたら嬉しい」という、まったくの金銭的長所のみで押す。

このQ&Aは新しいと思いました。

だって会話がかみあってないもの。

この広告を作った代理店さんは、このQにこのAが出てきたときに、別の質問に変更するべきだったと思います。

 

でも、この質問への理想的な返答、これは非常に迷います。
僕がこの司法書士の先生だったら、どう説得するか。

………。

「返金請求をしたとしても、法定利息そのものは、貸金業者には残るので、損をさせるわけではありません。
それに戻ってきたお金を、あなたのご家族に使ってあげたらどうでしょうか?
あなたの『ありがたかったという気持ち』は減るかもしれませんが、その分、ご家族の喜びにつながりますよ」

 

…いや、長いな…。

………もっと短く………。

 

「もしお金が戻ってきたら、うれしいですよ!」

 

なんかそう言い切る気持ちが少し分かった気がする。
何でもいいからもうウチで返金請求しろと。

 

………。

ゆうメンタルクリニックは、過払い請求を応援しています。